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一般的なお子様の病気

当院で診療する病気・症状や応急処置について

風邪(かぜ)症状〔せき、はな、ねつ〕

風邪症状いわゆる「かぜ」はある程度自分のチカラでなおりますが、下記の条件にひとつでもあてはまる方は早めの受診を心がけてください。

  • 6ヵ月までの赤ちゃん
  • 症状が長引いているお子さん
  • 喘息のある、あるいは気道の弱いお子さん
  • 中耳炎になりやすいお子さん
  • 水分がとれず元気がないお子さん
  • 日に日に症状が悪くなっていくお子さん
  • 夜間寝苦しい様子のお子さん
  • 機嫌が悪くぐずっているお子さん
  • 息が苦しそうなお子さん

熱(ねつ)

よく「何度以上なら危ないでしょうか」と聞かれます。一般には、熱の高さよりお子さんの具合をみてみましょう。

ただし、生後3ヵ月までのお子さんは38℃をこえたら早めに受診してください。生後6ヵ月までのお子さんは38℃をこえたら念のため受診をしてください。それ以上の月齢、年齢のお子さんは、熱の高い低いよりも、発熱に加えて、機嫌が悪い・苦しそう・飲んでももどしてしまう・ぐったりしている・ひきつけるなどの症状を伴うときは、早めに受診してください。

下痢、嘔吐

吐き気を伴う下痢の場合は、脱水をおこしやすいので気をつけましょう。多くの下痢や吐き気は自分のチカラでもよくなりますが、子供はおとなより脱水が進みやすいので、水分は少しずつ(スプーンひとさじから開始して、徐々に与える量を増やして)何回も与えましょう。

ウンチの色を観察してください。きいろ、みどり、ちゃいろ、しろ、くろ、あか。血便が出たら必ず診察を受けてください。赤ちゃんで変なウンチの時は、おむつを捨てないで持って受診しましょう。持って来るときは、おむつについた変なウンチの面を表にして、ジプロック等にいれて持っていきましょう。ロタウイルスなどは1gのウンチの中に10億個のウイルスがいるといわれています。お母さんの手もよく洗うようにしましょう。

発疹

皮膚に発疹が突然できた場合、感染力の強いバイ菌やウイルスによるものがあります。みたことのない発疹がお子さんのからだに現れた場合、受付時に発疹が出ている旨をお伝えください。特別待合を用意しています。お子さんが元気でも、診察が終了してうつるものかどうか確認できるまでは、「とっとの芽」にお近づきになることはお控えいただきますよう、お願いいたします。

湿疹

かゆみのある湿疹、繰り返す湿疹は根気よく治療することでよくなります。湿疹は目でみてよくなるのがわかるので、スキンケアのコツを覚えると、軟膏を塗ってあげるお母さんが楽しくなるようです。

治りにくい湿疹のなかには、アトピー性皮膚炎も含まれることがありますが、それでもスキンケアは基本です。アトピーだから皮膚はカサカサでもしょうがないとあきらめるには早すぎますよ。

水いぼ(伝染性軟属腫)

ウイルス(軟属腫ウイルス)が皮膚に感染していぼを作ります。さわったり、こすったりするとだんだん数が増えます。治療はつぶさないようにカンシで摘まんでとります。

とびひ(伝染性膿痂疹)

かき壊した傷などにバイ菌の感染がおこり、あちこちにとぶので「とびひ」とよばれています。軟膏や飲み薬で治療します。

熱性けいれん

熱によるひきつけ。熱が急にあがるときにおこりやすく、一度おこすと30~50%の方が2年以内に繰り返します。ひきつけの時間が長かったり、何度も繰り返す時は、予防のお薬を熱の出た初期に使う方法があります。

ひきつけた時には、光や音をなるべく遮断し静かに横にする。吐いたものを飲み込んでしまわないよう顔を横に向ける。ゆすったり、口をこじあけたりはしてはダメです。余裕があれば時計を見てどの位の間ひきつけたか確認しましょう。15分以上の場合は要注意です。できるだけ早く救急受診しましょう。15分以内にけいれんがおさまり、目もすぐ覚ますようなら、繰り返さなければあわてなくてもいい場合が多いです。

診療時間

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